Au Champs Elysées~♬
ブログ 2024.8.06
Hi everyone!
Bonjour, comment ça va?
8月に入り夏休み本番と言った感じでしょうか?皆さんいかがお過ごしですか?
今年はオリンピックイアーの夏なので、なんとなくいつもの夏休みより小田原・箱根などの観光地は人が少ない気がします。
今回オリンピック開催地がパリと言うことで、開会式や日々の中継映像などでパリの街並みを頻繁に目にしますが、
改めてパリの街並みの美しさに目を奪われ、映画や雑誌などでよく目にするフランスの美しい街並みや建築物がそのまま目に飛び込んできます。日本とはまた違った美しさや風合いに心惹かれますよね☺
いわゆるタワマンや高いビル建物がなく、高さがある程度統一されており、また至る所に緑が多く、古い歴史ある建造物が大事に大事にリノベを繰り返し古い世代から現代へ引き継がれている感じがとてもたまりません。
ひとくちに「フランスの美しさ」と言っても、その表情は地域によって様々なのをご存じですか?
パリを代表とする都市部は、歴史を感じさせつつも洗練された建築物が並び、おしゃれで華やかな印象を放ちます。
一方、片田舎と呼ばれる地域では、自然と調和した家々が柔らかで美しい景色を作り出しています。
17世紀以前、パリでは現在と違ってほとんどの住宅が木造でした。
しかし、ロンドンの大火事などの影響で、「密集した都市部では木造建築が大火の原因になる」とされ、街路沿いの木造建築が禁止されたのです。
そのため、建物構造が木造から石造りやレンガ造りへと転換していき、現在のような石造りのアパルトマン(マンション)が街を占めるようになりました。
さらに、街の景観を維持するため、道路幅による建物高さ制限が設けられ、屋根の傾斜・外観の規制など定められました。
これにより、並んだ建物の高さが統一され、まるで外壁が繋がっているような均整のとれた街並みが作られるようになりました。
また、アパルトマンの階数は屋根裏を入れて7階建てが一番多く、ベランダは3,5階のみに設置,
など魅力ある街の姿の裏には厳格なルールが随所に定められているのです。
パリといえば、ノートルダム寺院や凱旋門といった歴史的建造物も多く残っており、それらの建造物との調和した景観を保つための規制も存在します。
例えば、凱旋門からつながるシャンゼリゼ通りでは、日本の京都と同じように派手な色の看板を掲げてはいけないというルールが決められています。
やはり誰もが息をのむような美しい町並みの維持には、そこに居を構える住人たちによる多大なる理解と協力があるのですね👏
最後に私がパリに行ったのは遥か昔、20代前半です。ロンドンからユーロスターに乗り込み、あっという間にパリに着いた記憶があります。
それから月日が何十年と経ち、勿論さまざまな変化はあるでしょうが、
あの美しい町並みは今も変わらず、あのころのままだなんて、なんてノスタルジックなのでしょう(⋈◍>◡<◍)。✧♡
また訪問できる日を夢見て✈
Ce qui sera, sera🌼
Bonnes vacances d’été ! A la prochaine !
See ya!