ハロウィン文化
ブログ 2018.10.16
10月に入って急に寒くなり、いよいよハロウィンの季節となりましたね。
もともとハロウィンは秋の収穫を祝い悪霊を追い出す宗教的な行事でしたが
現代ではアメリカを中心にカボチャをくり抜いて飾ったり、子供達が魔女やお化けに
仮装して近くの家々を訪れお菓子を貰ったりする民間行事に変わり定着してきました。
以前は馴染みのなかった日本ですが東京ディズニーランドを筆頭に1990年代後半から
各地でハロウィンイヴェントが開催され、2000年代後半から菓子メーカーが商戦に
参入し2010年代後半から一気に日本式ハロウィンが拡大してきました。
日本式行事として、この行事は日本人の8割が好ましくないとのアンケート結果も
ありますが子供達には楽しみな行事の一つですよね。
「アメリカと日本の文化の違い」
このハロウィンの季節になると思い出されるのが、確か1990年代初めの頃アメリカで
起きた悲惨な「日本人留学生射殺事件」、アメリカでは夕刻暗くなり始めると
Trick or treatと言いながらお菓子を貰い各家庭を訪問しますが、この射殺事件は
日本人留学生が仮装して,ある家庭を訪問した際、家主から「freeze」と言われたのに
「please」と聞き間違えて家に近ずき射殺されてしまった事件です。
ハロウィンと言う文化、アメリカの銃社会そして普段からネイティブな英語の発音に
接していない事で起きてしまった悲惨で残念な事件でもありました。